有馬玩具博物館で起こるさまざまな出来事、出会いの記録。皆様からのご意見やご感想もお待ちしております。
by Gyunta
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イトノコ
今日は日曜日。いつものように、1階の工房で糸のこ教室を開催!
とびいり参加の方もおられて、話に花が咲きながらの教室になりました。

どんどん色んな遊びを取り入れていらっしゃって、見ているだけでわくわくしました。できた作品で、私も一緒に遊びたいなぁと思いました。
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本当に、遊びたいです。

初めての方は、ぶたさんを作りました。こんな黄色初めて見た!と思わず言ってしまう渋い黄色を塗っておられてびっくりしました。そして、とてもお上手。
ぶたさんとねこさん、はい、ポーズ!パシャ!
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by GYUNTA | 2006-06-25 23:03
シーボルトが愛した花「オタクサ」
有馬温泉ブログ様からのコメントに対して、良くブログにもコメントを下さっている「ちあき」様からメールにてコメントをお預かりしました。
ちょっと長いのでこちらで掲載させていただきます。

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数日見ていませんでしたが、昨夜見ましたら、アジサイの花をアップされて、「シチダンカ」のことが書かれていました。詳しく記述されていましたが、コメントで「有馬ブログ」から「オタクサ」のことが書かれていました。
コメントに書くには、長くなりそうなので、メールします。
私は、シーボルトの『フローラ・ヤポニカ』を解説した『日本植物誌』八坂書房出版、の本を持っています。昨年は、神戸の小磯記念美術館にて「植物画世界の志宝展」が開催されて、アジサイの花の植物画もありました。
私は、中学・高校と生物クラブにいましたので、花や昆虫が今の好きで写真を撮ります。
あの、アジサイは花付きもよく、本当に「シチダンカ」?と思い、花に詳しい友人に数人尋ねましたが、「シチダンカ」で間違いないと返事を貰っています。関東のほうで「ホシアジサイ」という似たアジサイもありますが・・・・

アジサイは、古くは「ユキノシタ科」とされていましたが、現在は「アジサイ科、アジサイ属」と統一しようとしているようです。最初に、ブログに載せられていた写真が小さかったので、よく分からないのですが、もしかすると、日本古来種の「ヒメアジサイ」かもしれません。手鞠の形をした球アジサイも、日本原産であります。西洋アジサイだとしたら・・・「ブルーサファイア」なんかなあ?と思ったりしますが、アジサイは、日本で150種、ヨーロッパで改良園芸種は400〜500種にのぼります。

さて、「オタクサ」のことですが・・・・
シーボルトはドイツ人ですが、当時はオランダ人しか長崎に入れなかったのでオランダ人として、日本にきていました。
シーボルトが、妻(愛人といわれますが、このときはシーボルトは独身なので、妻として待遇しています。子供も出来ています)と迎えたのは、丸山の遊女「其扇(そのぎ)」・・・本名は楠本滝といい、まだ16才だったといいます。シーボルトは、滝を「お滝さん」と呼び、その発音が「おたくさ」だった。彼は、その学名を Hydrangea Otaksa オタキサンバナ の意味ですが、彼よりも前に学名が付けられていたため、この Otaksa は採用されませんでした。
シーボルトは、アジサイを好んだようで、『日本植物誌』には、14〜17種類?が紹介されています。
和名オタクサという名前が、「お滝さん」の意味であることを明らかにしたのは、箱根の植物研究家の沢田武太郎でした。
日本で、シーボルトのために植物画を書いたのは、川原慶賀という画家です。
しかし、『日本植物誌』には、川原慶賀の名前はなく、この人の下絵を参考にしてドイツの画家が描いたものです。しかしながら、シーボルトコレクションとして残されたものの中に川原慶賀のサインがあるものが243枚あります。日本人の方の絵が緻密です。

シーボルトがつけた学名は Hydrangea macrophylla Ser. va. Otaksa  です。
Hydrangeaは「アジサイ属」、 macrophyllaは「大きな葉の」 という意味です。
ガクアジサイの学名は Hydrangea macrophylla f. normalis  です。

アジサイの語源は「青い花が集まっている」・・・というのが通説です。
「あづ」→集 、 「さい」→「真藍」  →  「アヅサアイ」が「アジサイ」になったとか・・・・

「紫陽花」という漢字名は、中国の唐の詩人の白楽天(白居易)が『白氏文集』に載せた別の花の名前を、日本の平安時代の学者、源順(みなもとのしたごう)が『倭妙類聚鈔』に今のアジサイに、この漢字をあてた誤用で、そのまま現在に至ります。
中国では、アジサイは「八花仙」と呼ばれています。

アジサイは、万葉集の時代から(橘諸兄・大伴家持)歌に読まれたり、短歌・俳句に詠まれています(松尾芭蕉・小林一茶・正岡子規・・・が有名です)

六甲山で130年ぶりに見つかった「シチダンカ」ですが、研究者によっては、シーボルトの『植物誌』の葉の形が少し違うのでないか?という人もいますが、下絵を模写しているため、さだかではありません。ほとんどは、六甲山で見つかったものが、そうであろうと言われています。

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いやはや・・・。とても詳しく書いてあるので私から付け加えるコメントが見つかりませんが・・・

オタクサとシチダンカは同じものなのか別物なのか・・・
という話ですが、結論から言うと同じものと言えるでしょう。
しかし、勘違いなされないように付け加えますと、オタクサというのは、ハイドランジアオタクサ(正式には1835年にシーボルトによってつけられたHydrangea macrophylla Ser. va. Otaksa)とう学名であり、アジサイという種類を指しているに過ぎません。
つまり、オタクサはシチダンカだけに限らず、アジサイと呼べるものは全てオタクサであると言えます。
ただし、これは現在でも通用する正規の学名であるとは言いがたいのです。

アジサイがヨーロッパに入ってきたのは18世紀に入ってからだとされています。
当初アジサイはフランスのモーリシャスで研究され、その研究に携わった生物学者コンメルソンが、彼の愛する女性の名前オンタンスに因んでHortensia(ホルテンシア)と名付けましたが、アジサイをヨーロッパにもたらした、天文学者ルジャンディルがさらに別の女性、ルポート婦人の名を使い、Lepautia(ルポーティア)と呼ぶよう提唱したそうです。コロコロの移り変わるアジサイの学名も、最終的に、Hydrangea(ハイドランジア)で落ち着くこととなりました。現在ではHydrangea Macrophylla(ハイドランジアマクロフィラ)という学名となっています。Hydrangeaは大量の水を吸い上げて成長することから、Hydro+angeion(水+容器)と名付けられました。

ちなみに、オタクサというのが学名ではHydrangea macrophylla var. Otaksaといいますが、これはシーボルトがヨーロッパに持ち込んだ品種を変種とし、つけられた学名といえます。シーボルトより先にアジサイの採取、基準標本としたのがチュンベリーでしたが、彼の発表したVibrunum macrophyllumではつじつまがあわなかったのです。アジサイはガマズミ属でなかったため、アジサイ族、Hydrangeaとなりました。Hydrangeaには大きく分けて2種類あり、ガクアジサイにあたるf.normalisと西洋アジサイにあたるホルテンシア型のf.macrophyllaと呼びます。

一方、シチダンカの名前はというと、シチダンカというのは漢字で「七段花」と書き、花のように見えるガクの部分のひとつひとつが7段に重なりあってるように見えるところから、そう名付けられたとされています。厳密には8重になってるようです。シチダンカはヤマアジサイの仲間でHydrangea serrata f. proliferaという学名です。

ここから言えることは、オタクサはシチダンカともいえますが、厳密には違うということですね。

極端な話。犬の事をワンワンというのと、シーボルトもアジサイのことをオタクサと呼んでいたのとでは同じようなものなんじゃないでしょうかね。
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by Gyunta | 2006-06-21 16:23
六甲とあじさい
前回アジサイを紹介させてもらいましたが・・・。その記事を見て下さった方からきれいなアジサイの写真をいただきました。今回は有馬に咲くアジサイについて紹介したいと思います。

提携駐車場である有馬里パーキングは、私が物心付いた時はテニスコートとして存在していました。今でも有馬里パーキングではテニスコートだった時の名残を目にすることができます。

今でもかわらず残っているものはコートの名残だけではなく、六甲の緑や美味しい空気、そして梅雨の時期に顔を見せるアジサイです。
このアジサイは西洋アジサイと呼ばれ、世界中で多くの人がよく目にしている、ごくごく普通のアジサイです。

さて、「西洋」という言葉に違和感を感じた方もおられるのではないでしょうか。
アジサイはそもそもは日本に自生しているものですが、それをドイツ人医師シーボルトが国持ち帰った後、鉢物用に改良し日本に戻ってきたものにそう名付けられたのです。

実際に日本に自生していたものはガクアジサイと呼ばれ、これがアジサイの原種とされています。アジサイは、その土地のpH濃度によってガクの色が変化するということは良く知られていますが、その変化がはっきりと出るものは西洋アジサイであり、ガクアジサイは然程影響を受けません。七変化とも呼ばれるガクアジサイは、ツボミの状態には薄い黄緑色をしており、開花していくにつれて白色になり、薄紫色になり、そして最後には薄紅色に変色していくのです。

そのガクアジサイのガクが重弁化したものにシチダンカとよばれるアジサイの品種があります。このアジサイは幻の花と呼ばれ、シーボルトが作成した日本植物誌で紹介されていましたが、実際にシチダンカの所在を知る人はいませんでした。
それが
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これ。

シーボルトがその存在を紹介してから130年程経過した1959年。六甲ケーブルの西側で発見されました。

現在では、増殖栽培されたものが、森林植物園で見ることができます。
有馬にお立ち寄りの際にはぜひ御覧ください。今が見ごろです。
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by Gyunta | 2006-06-19 14:49
時計教室
10日11日と予定していた時計教室が無事終了いたしました。
今回初めての試みでしたが、満足していただけたようです。今回は各5名づつ、合計10名を定員ということで募集をしていたのですが、当日までに6名しか予約が入っていませんでした。が、蓋をあけてみるとさらに4名の予約が入り、一件落着と・・・なったかに見えた矢先にさらに2名が「どうしても・・・」ということで定員をオーバーし、各6名づつの計12名で行うこととなりました。所狭しと教室内で作業をする生徒さんたちの距離は狭い分おのずと近かった様で、お互いに刺激しあいながら面白い時計を作っていただきました。
やはりデザインは10人10色、12人12色あり、どの時計もとても魅力的でした。
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ただ、やはり時計を2時間で作るのは至難の技だったのか、本当に2時間で作り上げたのは12人中たった2名。大人が大半であった中、唯一のこどもであった二人がだれよりも早くに仕上げ、颯爽と帰っていかれました。大人になるってことは色々な迷いを背負いながら生きていくんだなぁと思いました。

ちなみに、最長5時間の方もおられたので、だいたい3時間から4時間はかかる計算です。次回は時間がかかるものだということを考慮にいれて、休憩時間を挟む形で4時間程やっていけたらと思います。(その時はさらに面白い時計が作れるよう、かわった材料を用意していきたいですね)

次回・・・今の所予定はたっていませんが、ぜひやりたいですね。
因に図案はくる前に考えておいたほうがよさそうでした。その場合には自分が本当に使いたい材料なんかも持って来れますしね。材料の持参をされた方も2人ほどいらっしゃいました・・・。
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by Gyunta | 2006-06-15 17:17 | 工作教室
ほたる
蛍が飛び交う季節になりました。その姿を優しい気持ちで眺めています。
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梅雨入りが発表されましたが、この雨が過ぎれば有馬川の蛍も見頃になるかもしれません。楽しみです。
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by Gyunta | 2006-06-08 12:41


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